2018.4.30

秩父の大山沢の渓畔林でシオジの開花調査を行いました.1個体づつの開花量をランクづけて調べていきます.今年は雌雄ともに大量開花していました.例年ですと,5月10日過ぎが開花のピークですが,今年は10日間ほど早く開花しました.サクラの開花時期が早かったので,それに合わせてシオジの開花調査も早めに行いました.5月10日頃では多分開葉が始まっており,開花調査を行うには遅すぎたと思います.シオジの開花は開葉に先立って行われるので,開花量をはっきりと把握することができます.

2018.4.26

只見町伊南川で咲いていたヤナギの花です.左上から,伊南川のヤナギ林,オノエヤナギの雄花,シロヤナギの雄花,オノエヤナギの雌花,シロヤナギの雌花,ユビソヤナギの雌花です.ユビソヤナギの雌花は果実が大きくなっており,雄花はすでに落下していました.このほかにもネコヤナギ,オオバヤナギなども分布しています.

2017.8.26

樹木の名前は、どうやって覚えるか。まず、代表的な種の特徴をしっかり把握する。属レベルで特徴を捉える。例えば、コナラ属(Quercus)であれば、コナラを代表としてその特徴を把握する。葉の並び方は、互生で、雄花は紐のような尾状花序、果実は堅果(どんぐり)で、殻斗に包まれている。カエデ属(Acer)は、葉が対生につき、果実はプロペラのような翼果である。樹木の花や果実は、限られた短い期間にしか見られないので、葉で見わけることが必要になってくるが、葉だけで同定することはかなり難易度が高い。よほど興味がないとすぐに嫌になってしまう。花がない季節に見たら、図鑑で花や果実を確認してみよう。

2017.8.23

昨日と含めて、111種の樹木標本を作成しました。樹木の同定は、枝の標本だけでは難しいです。樹木の個体そのものの姿を見て、初めてその木だとわかることも多いです。葉を一枚見せられただけでは、同定はとても難しいものです。葉が枝にどのようについているか、低木か高木か蔓かなど多くの情報があってこそ樹木を見分けることができます。日頃からいろいろな樹木の姿を眺めていることで同定能力も上がってくると思います。

2017.8.22

本日から樹木学の講義が始まりました。最初の1日は、小佐渡の樹木を50種ほど採取し、標本の作成を行いました。明日は演習林の樹木採取で、合計約100種の標本を作ります。これから、毎日、新聞紙の交換です。手を抜くとすぐにカビが生えて、せっかくの標本が台無しになってしまうので、手が抜けません。でも、手を抜くコツもあります。考えてみてください。