私の研究分野は、森林生態学や植物生態学です。主に樹木を研究対象としています。森林の更新や共存機構、樹木の生活史がテーマです。

 主要な研究テーマは、河川や渓流周辺の水辺林の更新機構の解明や、失われたり、機能が劣化した水辺林の修復・再生です。埼玉県から東京に流れ込む荒川の上流域から中流域を研究対象としてきました。奥秩父の冷温帯落葉広葉樹林帯の渓畔林や荒川中流域の河畔林です。新潟大学に移ってからは佐渡島の新潟大学演習林、福島県只見町の山地河畔林、アメリカのミシシッピ川下流域の湿地林などをフィールドとしてきました。また、学生時代の卒業研究のフィールドであった富士山の森林限界でも研究を続けています。

 また、雌雄異株の樹木の生活史特性にも興味があります。マタタビ、カツラ、シオジ、ヤナギ類などを対象に、雌雄間での繁殖特性の違いを明らかにしてきました。